母の一言から家庭教師をする事に。

私が大学生の時、近所や親戚の小中学生に対し、家庭教師のような役回りをしてきました。
そのきっかけは、お隣さんが子供と一緒に我が家にお茶を飲みに来た事がきっかけでした。
その時の話の流れで、中学一年生の彼が勉強についていけない、という話になり、「暇だったら教えてあげれば」という母の一言から、勉強を教える事になりました。
受験を目的とした指導ではなかったので、特別な準備は必要ありませんでした。
その内容の中心は、あくまでも基本をマスターさせる事です。
自分が中学生だった時を思い返し、様々な問題に対して、どのようなアプローチで解答へと導いたのか、決して正解に辿り着かなくても、どんな考え方を問題を解く方法として試したのか、これらを思い出すことで、引っかかりやすい箇所、間違いに陥ってしまう箇所を探し当て、その店に注意しながらの基本を教え込みました。
週に一二度、勉強を見てあげたのですが、その結果、次の定期試験で点数がアップし、お隣のお母様からささやかな月謝をいただきました。
その後は、そのお隣さんから話が広り、ほとんどただ同然で勉強を教えてくれる、という噂が広まり、一時期には私の部屋に五人もの子供がやって来る状況になりました。
さすがに私も大学生活がありますから、個人指導は無理です。
ただ、基本を教え込む、その事を事前に説明しておき、基本の勉強なので、複数人で同時に勉強する事も了解が取れたので、何とか面倒を見る事ができました。
ほとんどの子供は、勉強が出来ないのではなく、やらないだけだったので、基本を学ぶだけで、その学力はうんとアップします。
そうした勉強会のようなものは、約一年続きましたが、私の大学生活が更に忙しくなった為、一方的に終了とさせていただきました。
家庭教師としてどれだけ役に立ったのかは分かりませんが、貴重な体験が出来たと思っています。